ストーカー犯罪実例(前編)友達からストーカーへ|暴行事件が起こるまで

ストーカー犯罪実例(前編)友達からストーカーへ|暴行事件が起こるまで怖い体験・失敗談


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加害者は単なる友達

加害者は単なる友達

出会い

私はドラマーとして音楽活動する為に23才で上京しました。

ストーカーとなるAとは、その頃バンドのメンバー募集で知り合ったのです。

 

A
A

Aはボーカルで6つ年上の当時30才。

 

K
K

ギターのKは1つ年上で当時25才。

 

初対面は新宿にあるライブハウスの前。はじめにKが声をかけてきました。

そして、少し離れたところにいたAが近づいてきて私とは視線を合わせず、Kに向かって

 

A
A

とりあえず飲もーぜ

 

そう言うと勝手にコンビニへ向かって歩いていきました。

Kもそれに続くので仕方なく後を追い、コンビニでビールを買うと、そのまま店の前で挨拶代わりの乾杯となりました。

 

その後、Kが私のプレイ音源を聞いたりしてる間、Aはずっとシャドーボクシングをし、

路上からコンビニ店内の鏡に向かいファイティングポーズをきめ睨みをきかし、飽かず自分を眺めています。

 

よっぱ
よっぱ

なんかアブナイやつだな、

鏡を頻繁に見る男性は危険

 

そう思っていると突然Aが言いました。

 

A
A

おい、オレらを利用すんじゃねーぞ!

 

その時の芝居がかった言い方と顔が何とも滑稽で唖然としたのですが、

Aはそう言って凄んでみせる自分の姿までも鏡でチェックしているのです。

 

よっぱ
よっぱ

自分の一挙手一投足を意識している感じてした。

 

こいつはヤバい。

このバンドの話は断ろうと思ったその時、背後から激しくクラクションが鳴らされ、驚いてそちらに目を向けると、

 

O
Tさん

おーい!A!!なにやってんだー!!

 

振り返らない人はいない強烈な威圧感を放つワゴン車から、半身を乗り出して叫んでいる男性は、

パンクスを気取る者なら誰もが知るであろうTさんでした。

 

よっぱ
よっぱ

うそ!知り合いなの!?

 

そのTさんが名前で呼ぶような男なら、このAもひょっとして、そこそこ名前が知られた男ではないか。

この男と組めば、手っ取り早く自分も知られた存在になれるのではないか。

そう打算的に考えて、私はAのバンドメンバーになってしまったのです。

 

よっぱ
よっぱ

相当にヤバいタイプだというのは初対面でわかっていましたから、私の場合、被害にあったのは多少自業自得といえます。

 

性格

実際に付き合いがはじまると、このAが予想をはるかに上回る病的なナルシスト

 

鏡とみればポーズをきめ、

口を開けば俺様アピール、

誉められないと怒鳴り出し、

小競り合いは日常茶飯事、

常識知らずの我慢知らず、

まさにかんしゃく持ちの幼児そのまま!

 

とにかく自己愛と万能感が恐ろしく強いのです。

 

自分の容姿・才能を臆面もなく自賛し、しかも賛同されないと怒鳴り出す。

良きにつけ悪しきにつけ、関心事には滅茶苦茶な理論で自分に関連付けて

 

男性
A

このイラストのモデルって実は俺なんだ!

 

男性
A

あの曲は俺のアイデアがパクられたんだ!

 

そういって本気で喜んだり怒ったりするのです。

 

よっぱ
よっぱ

もちろん事実でないことは誰でもわかるような話ばかりです。

そのように独善的で思い込みが激しいのですから、自分の非は絶対認めません。

どんなに矛盾し辻褄の合わないことでも何のためらいもなく主張し続けます。

誰かが否定などすれば、怒り狂って怒鳴り散らし、相手が意見を引っ込め謝るまで食いついて離れません。

 

また、Aはとにかく常に誰かと一緒に居たがり、何をするにしても、何もすることがなくても、いつも誰かを呼びつけ一緒に行動させました。

自己愛が強いナルシストのAは、自分の正しさ素晴らしさを、他人に認められ誉められていないと気が済まないので、

反論しないで自分を気持ち良く持ち上げてくれるであろう誰かを、いつでもそばに置いておきたかったのでしょう。

 

そうまでしても、どう言い張っても覆せない都合の悪い現実は、全て誰かのせいになります。

彼にとって都合の悪い現実である、その当時の仕事・収入・住まいも、

親兄妹知人友人を引っ張りだし、彼らが自分をだまし裏切ったせいだと悔しがるのです。

 

友達からストーカーへ

友達からストーカーへ

ストーキングのはじまり

本当に面倒臭い男であったうえ、

しかも当初期待したような一目置かれる存在とはほど遠い、大したバンド歴もない男でした。

 

それでも一緒にいるうち『あの女はAのバンドのドラマーだ』と周知されるようになります。

それは強面だらけのコミュニティで自身の安全を守るのに役に立ちました。

Aの存在が盾になっている状態で、内心怖くて行かれないような場所にも一人で顔を出せるようになり、

その旨味が私をAの元に引き留めました。

 

そして内心いつもAをバカにし嫌いつつ、その非常識が生み出すスリルだけは楽しんでいたんです。

 

私がバンドのメンバーになって以降しばらくは直接口を聞くことも少なく、連絡はいつもギターのKを介していましたが、

打ち解けるにつれコミュニケーションが粘着質なものに変わっていき、

付き合いが長引くなかで、行動を束縛するなどのストーカー行為がはじまったのです。

 

彼氏気取り

私には彼氏がいましたが、その彼をバンド仲間に紹介したり、連れて歩くことはしませんでした。

彼が他の連中みたいにAに振り回されるのを避ける為ですが、

私がそうして常に一人でいるため、Aが徐々に彼氏面をみせるようになります。

見知らぬ男性が私の側に近寄ると、チンピラ風情で威嚇したのち、

 

A
A

おめーは見た目で舐められっからさー、俺のこと彼氏だって言っときゃいーんだよ!!

 

そう言うと、周囲にあたかも自分が彼氏であるよう臭わせる発言を繰り返したのです。

 

行動を束縛

Aはそのうち私の交遊関係を調べ、その付き合いに口出しするようになりました。

A抜きでのバンド仲間との付き合いを許さないのです。

確かに始めは皆Aの紹介でしたが、しばらくすればそこから派生した付き合いも生まれます。

中にはAが面識のない人間もいるのですがAはそれを認めません。

私が会っていそうな人達に電話をかけては、私が来ていないか確かめたのです。

そして情報を仕入れると

 

A
A

おい!おまえ一昨日○○たちと飲んでただろ!俺が知らないとでも思ってんのか?!なにやってんだよ!つかおまえ犯られんぞ!あいつおまえのこと狙ってんだからよ!

 

そんな感じでまくし立てました。

 

本格化するストーキング

そんな付き合いが続く中、やはり面倒なAにうんざりしていたベーシストが脱退しました。

彼は激昂するAの態度を見越して、東京に見切りをつけ故郷にUターンする強硬策で振り切ったのです。

 

バンド活動が停滞する中、常識外れなAとしょっちゅう会っているのはとても大きなストレスになりました。

全く気の合わないAと一緒にいたのは、バンド活動・音楽があってこそ。

フロントマンとして個性を発揮する時だけ、唯一Aの傍若無人を長所と思えたのですから。

 

単なる友達として一緒にいても、ただただ疲れるだけで本当に苦痛でした。

そうして自然と考えるようになります。

 

よっぱ
よっぱ

私もバンド抜けたい

 

そして同じ頃、

家賃滞納で住居を退去させられたAは、連れの間を転々としてから格安物件に移り住みます。

まるでマンガ喫茶の個室みたいな木造アパートの一室。隣人の生活音がもろに聞こえ落ち着きません。

Aもかなりストレスを感じているようでした。

 

この辺りからAの態度が露骨に変わりま。

妙に優しい。

声が甘ったるい。

やたら触れてくる。

明らかに私を女扱いしだしたのです。

 

そんな変化はさらに加速し、何だかんだ理由をつけては二人になるよう仕向けました。

スタジオにAしか来ず、ギターのKは急に来れなくなったからとショッピングに付き合わされたり。

ミーティングすると言われ部屋に行ってもKが来ず、そのうち来るからと映画を見せられたり。

デートみたいなシチュエーションをつくり、態度はまるきり恋人気取りです。

 

とりわけ嫌だったのが、二人きりになると決まって束ねている髪をほどき、服を脱ぎ肌を露出させることでした。

 

今にして思えば、誰もいないとわかっていて部屋に入るなんて、とんでもないことをしていました。

たまたま何もされませんでしたが、レイプされていてもおかしくありません。

そう思うと本当にゾッとします。

 

身勝手な告白

ある日、親しくしていたバンド仲間から呼び出され最寄り駅に行くと、Aが一緒にいるのです。

そしてその知人を帰して二人になると、とうとうはっきり言いました。

 

A
A

俺の女になれよ

 

好きだから付き合いたいとは言いません。お前もずっとその気だっただろうと言うのです。

もちろんそんなことはないときっぱり断りますがAは納得しません。

そこからずっと押し問答が続きます。

 

よっぱ
よっぱ

本人が好きじゃないと言っているのに、そんなはずはないと頑として譲らないんです。

 

Aが自宅に付いて来てしまうので帰りたくても帰れません。

何とか帰らせるためにAが気をよくするような言葉を並べます。焦るあまり少しだけ思わせ振りなことも言った気がします。

 

A
A

わかったよ。今日は帰るから、次は素直な気持ちを聞かせてくれ。

 

結局終電近くまで粘られてしまいましたが、そんなセリフを吐きながらAは電車に乗って帰っていきました。

私はつけられてないのを確認しようやく帰宅できたのです。

 

それから数日後、今度は仲間数人と約束した公園に、Aだけが待っていました。

 

私はすぐ帰ろうとしましたがAが私を引き留め、またしても押し問答が続きます。

どんどん時間が過ぎて日が傾いてきました。すると、

 

男性
A

寒いだろ?これ脱ぐからお前着ろよ

 

着ているトレーナーを脱ぐから私に着ろと言うのです。

断って駅に向かおうとしますが前に立ちはだかって、今度はそれを着ろと執拗にせがみます。

ここでも絶対に譲りません。駅まで着ていれば帰っても良いと言い出しました。

それでも断わり前に進もうとすると、Aはかんしゃくを起こし甘い声は怒鳴り声に変わりました。

散歩に来ている人達が何事かと立ち止まって見ています。

 

早く帰りたい一心になった私は、それを身に付けてしまいました。

脱ぎたての衣服から生暖かい体温が伝わってきて、まるで抱かれてるみたいでぞっとしたのを覚えています。

 

よっぱ
よっぱ

そうまでして無理やり着せておきながら、あたかも優しい彼氏とでもいったような、満足げな笑みを浮かべて並んで歩くのです。

 

それはAの頭の中で、全てが自分に都合よく脚色されているからだと、この後の言葉でよくわかりました。

 

男性
A

人が見てるからって照れてないで素直に着ればいいんだって♪

 

常識云々ではなく、見えている世界が全く違うのです。

 

Aが普通じゃないのは出会った時からわかっていたことでした。

しかし、危険な奴とも上手く渡り合えると自惚れて、自分には攻撃の矛先が向かないとたかをくくっていたのです。

その中で都合のいい人達だけを選り好んで自脈を築こうとしていた。

この結果は自業自得と言えるかも知れない・・

 

初めて会った時に言われた言葉が思い出されました

 

A
A

オレらを利用すんじゃねーぞ!

 

これ以上関わっていたら、レイプされた挙げ句に俺の女だと言われてしまう!

これ以上先伸ばしにしてはいけない!

ここに来てようやく決別を決心したのです。

 

別れの言葉に激怒

次のバンドのスタジオ練習の後、意を決して伝えました。

 

よっぱ
よっぱ

予約済みの練習が終わったらバンドやめるよ

 

平静を装っていますが心臓が激しく揺れて体を揺さぶります。

 

当然のことながらAは猛烈に怒りだし、机や椅子を蹴り飛ばしました。

 

A
A
おい!やめるとかふざけんなよ!!取り消すよなあッ!

 

Aは私に手をあげることはしませんが激しく詰め寄ります。

押し問答が続き終電の時間が迫る中、Aがトイレに行った隙に逃げるようにその場を後にしました。

 

こんな状況にも関わらず、私は律儀に次のスタジオ練習に行ったのです。

 

それは、何とかAとだけ手を切りたい、できるだけ穏便に関係を解消して、まだ東京でバンド活動を続けたいと思っていたからです。

 

次の予定日に、私が恐る恐るスタジオに行くと、Aはあえて上機嫌に振る舞いました。

何もなかった様に次次とその後のプランを語り、私にだけ聞こえるように言うのです。

 

A
A

やめるなんてもう言うなよな

 

そしてAは知らぬ間に知人にベースを頼み、新たにライブの予定をくみ、スタジオの予約を追加してました。

脱退話そのものを無かったことにするつもりです。

 

私は疲れていました。

 

無理やり押し込まれたそのライブを終わらせれば、関係が解消できると自分に言い聞かせたのです。

 

よっぱ
よっぱ

このライブで終わりだから、その後に入っているスタジオはもう知らないからね、

 

A
A

ばかだな、お前は絶対来るから

 

スタジオのない日は、一日に何度も電話をかけてきました。

 

A
A

マジで抜けられると思うなよ

 

そう怒鳴り散らしていたかと思うと突然声のトーンを落とし

 

A
A

・・・俺と付き合うんだったらバンドはやめていいよ

 

よっぱ
よっぱ

それもはっきり断ったでしょ!

 

A
A

なんでだよ!お前もずっと俺のこと男としてみてただろ?

 

よっぱ
よっぱ

そんなわけないじゃん!そんな話ならもう切るよ

 

A
A

おまえ死ぬよ?

 

よっぱ
よっぱ

・・・

 

A
A

どこ逃げたってみつけるからなぁッ!アブねぇーツレがわんさといるからよぉッ!家族も大変だろぉーなぁー!おいッ!

 

堪りかねて電話を切り非通知には出ないようにしました。

すると今度はAとはあまり親しくないはずの私の友人から着信があったのです。

 

電話にでると、Aでした。

 

よっぱ
よっぱ

もう誰の電話にも出ない

 

穏便に済ますことなど無理であると悟って、スタジオやライブなど無視して逃げてしまえばよかったのに、

当時はなぜか、どうしてもそれができませんでした。

 

ストーカーによる暴行事件

ストーカーによる暴行事件

見せしめの暴行

これでやめると宣言していたライブ終了後の打ち上げで、事件は起こりました。

 

酔っ払ったAが今後のバンド活動について饒舌に語っています。

それは当然のように私を含めたもので、周りの誰も私が今日でやめるなどとは思っていません。

 

そんな会話を耳にしながら離れた場所で飲んでいる私の横に、以前Aから紹介された男性が座って話しかけてきました。

 

しばらくすると、

いつからそこにいたのか、後ろにはAが立っていて気づいた私に耳打ちをします。

 

A
A

こいつ誰だ?

 

よっぱ
よっぱ

誰って、(Aの連れでしょ?)

 

A
A

おまえの男か?だったらどーなるかみせてやるよ!

 

言うが早いか、

手近にあった空のジョッキをつかみ、隣にいた男性の後頭部に振り下ろしたんです。

男性が頭を押さえて倒れ込みましたが、私は固まって身動きがとれません。

 

Aは直ぐ外に飛び出していきました。

そして直後から、私のケータイに繰り返しAからの着信がありましたが、私は無視を続けました。

 

被害者の男性は後頭部から出血していて救急搬送されます。

その間、私を含め近くにいた数人が事情を聞かれましたが、みな詳しいことはわからないと説明しました。

その後、居合わせた数人でタクシーに相乗りし帰宅したのです。

 

第三者に協力を依頼

タクシーの中では、Aがなぜあんなことをしたのか皆が話し合っていましたが、私は黙って決意を固めていました。

 

よっぱ
よっぱ

考えが甘かった、

 

Aとは金輪際二度と会わない。

Aにつながる全ての人間関係を断つ。

 

AだけじゃなくKはもちろん、親しい仲間をはじめ、今このタクシーに相乗りしているメンバーも全て!

Aが私にたどり着く可能性のある関係を、余すことなく断ち切ると決めたのです。

 

よっぱ
よっぱ

次は彼氏が同じ目に合うかもしれない!

 

大切な人に被害が及ぶ前に、Aが私に近づかないよう警察に行こう

そしてその前に、警察にきちんと対応してもらう為、公的立場の人物に味方に付いてもらうべきだ

私はタクシーから降りた後、アルバイト先に電話をかけ、信頼のおける第三者として店長に協力を求めました。

 

こうして、ようやくAと決別するためのスタートラインに立ったのです。

 

ストーカー犯罪の体験談|後編

注意点まとめ

●すぐキレる癇癪持ちは危険

●頻繁に自分の姿を眺める人は危険

●頻繁に人前で自分を誉める人は危険

●曖昧な態度は好意を持っていると相手に思わせ大変危険

●人目の届かない場所で二人きりになるのは大変危険

●いつまでもまともに話し合いで解決しようとするのは危険

●拒絶の意思表示をした後に会う機会を持つことは大変危険

●警察を見方につけるには公に認められた第三者に協力を求める

●ストーカーとの決別には全ての関わりを断ち切る勇気と根性が不可欠

 

ストーカーに対する必要な情報を完全網羅した一冊

 

ストーカー犯罪の体験談|後編

 

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