克服できないトラウマ・治らないptsd症状|厚生労働省の診断基準

怖い体験・失敗談



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過去のトラウマ

今朝の目覚めは最悪だった。

ゲロ酔いした翌朝以上の破壊力。体はこわばり金縛りがとけた直後のよう。

寝汗をかいているけど暑いのか寒いのかよくわからない。

風邪を引いたのかと疑うほどぐったり疲れている。

あの男の夢を見た。

若い頃やっていたバンドでボーカルだった男。私はそいつからのストーキングに4年近く悩まされた。

あれから約20年。

何度やつの夢をみたかわからない。その度に同じ思いをする。

私は両腕を振り抜いてやつを殴り、体を掴み振り回して壁に叩きつけ、

ほとんど格闘家並の身体能力で、2度と立ち上がれないよう全力で叩きのめす。

なのにあの男はまさしくゾンビのように、必ず起き上がりまとわりついてくる。

延々と、体力の限り、殴り、投げ飛ばし続け、拳は傷つき節々からは血がにじみ、肩で息をしながら途方に暮れる、

そんな夢。

いったいいつまで、こんな夢をみなきゃいけないのだろう。

夢だけじゃない。

当時のやつと似たような風貌を目にし、チンピラ風情の巻き舌を耳にすると、あの男が私を見つめる視線を思い出す。

色褪せることなく甦るこの記憶を、せめて曖昧にすることは出来ないのだろうか。

私程度のぬるい被害でこれなのだから、報道レベルのストーカー被害者が被るPTSDの深刻さは計り知れない。

PTSDとは

心的外傷後ストレス障害:PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)
強烈なショック体験による強い精神的ストレスが心のダメージとなって、時間がたってからもその経験に対して強い恐怖を感じるもの。

厚生労働省では『PTSD』を、とても怖い思いをした記憶が整理されず、そのことが何度も思い出されて、当時に戻ったように感じ続ける病気。と定義しています。

震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。

突然怖い体験を思い出す、不安や緊張が続く、めまいや頭痛がある、眠れないといった症状が出ます。

PTSDはストレスとなる出来事を経験してから数週間、ときには何年もたってから症状が出ることもあります。

つらい体験によって眠れなくなったり、食欲がなくなったりすることは誰にでもあるものですが、それが何カ月も続くときはPTSDの可能性があります。

PTSDの判断基準

PTSDによくある症状をまとめました。

○ふとした瞬間に辛い体験やその時の感情がよみがえる。

○突然感情が不安定になり、涙ぐんだり怒ったりする。

○その体験を今起きているように生々しく思い出す。

○同じ悪夢を繰り返し見る。

○ぐっすり眠れない。

○緊張状態が続き終始イライラしてしまう。

○ちょっとしたことに驚いたり警戒してしまう。

○記憶を思い出すきっかけを無意識に避けるため行動が制限されてしまう。

こうした症状がいつまでも続いたり、悪化するようなら、PTSDの可能性が高いです。

心と身体は密接に関係

体の傷なら治せるけれど心の痛手は癒せはしない。

これは沢田研二さんが歌う『時の過ぎ行くままに』の一節ですが、昔は(心の傷だって癒えるよねぇ。。)と思っていました。

しかし、その後何度も《発症→検査→入院→手術→通院》という痛いサイクルを繰り返した経験から申しますと、

当時の苦しい出来事は早々に思い出と化し、痛みがフラッシュバックして体を駆け抜ける何てことは、まーありませんて。

それに比べ、あの男の顔や声はいつまでもはっきりくっきり思い出され、ギクッとしたりゾッとしたりする。

そう考えると、なるほど的を得た歌詞だなぁと思い直したわけです。

そして、PTSDを肉体の傷害と比較して軽んじることがあってはいけないなーと、しみじみ思うのでした。

要点まとめ

『PTSD』とは、とても怖い思いをした記憶が何度も思い出されて当時に戻ったように感じ続ける病気。

正しく理解して早く心を自由にしよう