乳腺症と乳がん検診
私は【乳腺症】です
私の貧乳の中では嚢胞などが勝手にできたり消えたりを繰り返しています
乳腺症は女性ホルモンの影響で乳腺に起こる変化の総称であり
乳腺症は病気ではないと言われます
しかし 乳房にしこりや痛みを伴うので
病気でないというのが何だか納得できません
そして
乳腺症によってできるシコリが乳がんにもみられる特徴である為
乳腺症か乳がんかを見分けるのが難しく
乳腺症の女性の乳がん検診はより入念な検査が必要となります
それにしても・・貧乳の乳がん検診は痛い
おっぱいが大きくても痛いのかも知れませんが 小さい方がより痛いです
絶対そうだ
超音波エコーとマンモグラフィの違い
乳がん検診では超音波検診(エコー)とマンモグラフィが一般的ですが
乳腺症だと乳腺が白い影になって問題箇所を見えにくくするので
マンモグラフィだけの検診は危険だといわれます
血液の流れなどをチェックするのが得意
マンモグラフィーは固体に強い
石灰化した病変を見つけるのが得意
私の場合
乳がん検診はエコー(超音波検査)をマストで行い
マンモグラフィはエコーの結果に応じて補助的に2年に一回程度行います
エコーで経過を追いつつマンモグラフィーも織り交ぜ
さらにこの所見は念入りに調べた方が安全だなと思うものを先生が厳選して
さらに精密な検査である【生検】を行います
生検の前に【MRI検査】という選択もありますが
面倒臭そうな印象があり私はまだ体験したことがありません
小一時間も身動きがとれないうえ 検査費用も他に比べ高め
さらに外せない金属類を身に付けている方や入れ墨がある方はうけられません
精密検査【生検】とは
患部の一部を針やメスなどで採取して調べる検査を「生体検査」略して【生検】と言います
細胞を直に抽出するため強い痛みを伴います
そして その生検にも二段階があり精度が異なります
穿刺吸引生検
まずは【穿刺吸引生検|せんしきゅういんせいけん】
注射器で細胞を吸い出します
採血の組織版といったところですが
採血とは違い病変部で針先をグリグリ動かします
病変部のなるだけ広範囲から細胞を取り出したいからです
針でグリグリやるので当然痛いですが
穿刺吸引生検では基本的に麻酔はしません
局所麻酔にも注射が必要なわけですから
一回余分に針を刺す必要もないという考えからです
我慢できなければ麻酔してもらうこともできますよ
その穿刺吸引生検でも結果が怪しいとなると
確定診断の為さらにさらに精密な検査が行われます
コア生検
それが【コア生検】
コア生検では太い針状の器具で病変部の組織を切りとります
しかし体感的には 切り取るというよりちぎり取るが近いです
細胞を採取する為に使用する専用の針で胸の内部から組織を引きちぎられたようでした
他のサイトには
特殊な針を病変部に刺し込んで、回転させ組織の一部をねじり切る
と書いてあります・・・
ちぎり採る
ねじり切る
書いてるだけで痛くなってきた
さすがに コア生検では痛み止めの局所麻酔が行われます
しかし 処置も終わり会計などしているうちに麻酔が切れ
その後しばらく患部が痛むので そのつもりで・・・
自宅近くの病院で検査することをおすすめします
さらに怖がらせますが
私がコア生検で細胞を切り取る時には
バチンッ!
と とても大きな音がしました
脂肪が薄い肋骨の真上ですから
ガツンッ!
と 衝撃がダイレクトにあばら骨に響きました
もっ凄くビックリしました
そして目視できてはいませんが その際に出血があったと思われます
生温かい液体が胸から背中の方に流れていき それを看護婦さんが拭いてました
かかりつけ医を持つメリット
私は会社の健康診断で乳がん検診が再検査となった時に
いきなりコア生検をされてしまいました
経験を積んだ今にして思うと
あれは初見の医師が一回で白黒はっきりさせる為に行ったのでしょう
かかりつけ医であったなら穿刺吸引生検で済んでいたと思います
かかりつけ医でしっかり経過を追うことが重要と気づかされました
そうしていれば乳がんを発症した場合でも
ごく初期で発見され手遅れで死ぬことはないでしょう
乳腺症患者は乳がんリスクが高い?
私は前のかかりつけ医で
乳腺症の人はそうでない人より乳がんリスクが高いのではなく
あくまでも乳腺症か乳がんかを見分けるのが難しいというだけと言われました
ところが転居転院をきっかけに別の先生に確認したところ
乳腺症でない女性に比べると乳腺症の女性の乳ガン発症率は高いと言われてしまいました
またも医師により見解が異なる事態に遭遇
どっちが正しいかはいまだわかっておりません
いったいどっちなんだい?!