生理痛とは違う!子宮内膜症の激しい痛み
ある日突然 自分の中に降って湧いたように現れた
まるで通り魔に暴行されたうえ後遺症にも苦しみ続けるような理不尽な病気
そんな【子宮内膜症】との付き合い方に私見を述べたいと思います
解決策などありません
単なる愚痴ですが
同じ境遇の人と共感できれば少しは気休めになるので 言わせてください
だって辛いんだもん
出産と比較
同僚の奥さんが出産しました
彼はすでに一週間以上出社していません
そんな中で皆が口を揃えて言います
出産は大変だから 旦那さんがそばで支えてあげないと
しばらくは仕方ないよね みんなで助け合おう
私には妊娠も出産も経験がない為 その辛さはわかりません
けど あんな大きな塊を狭い股の間から麻酔もなしで産み落とすのだから
それは相当に痛いでしょう
察することはできます 労る気持ちもあります
しかし 心の裏側で密かに思うこと 口にはしない本音
もちろん大変に決まってますけど けど・・
それ全て自ら望んだことじゃないですか
やはり子供って切り札は大きいな
出産前は大きなお腹 出産後は子供という物理的存在が
目に見えて大変そうで 伝わりやすくていいな
子宮内膜症は
体の中で陣痛またはそれ以上と言われる痛みが起こっているのに
見た目では何も伝わりません
怪我人と比較
同僚が仕事中に指先を切る怪我をしました
仕事を抜け病院へ行き治療して戻ってきましたが
包帯をしたその手では接客もさせられず パソコンも上手く打てず
あまり仕事にならない日々が続きました
そんな同僚に皆が口を揃えて言います
傷が開くといけないから 無理しない方がいいよ
治ったら頑張ってもらうから!今は休んだ休んだ笑
事故ったり 殴られたり 刺されたりすると
傷口や出血が目に見えて痛々しいので 伝わりやすくていいな
子宮内膜症は
体の中で勝手に内膜が剥離して傷口をつくり出血が起こっているのに
傷は見えないし血も外には流れて出てこないので 見た目では何も伝わりません
病気が正しく理解されないストレス
子宮内膜症では時に
陣痛や大けがに匹敵するであろう強烈な痛みを体験しますが
病気に対する周囲の反応は 生理痛が激し目の人を労わるといった感じです
生理は 生理が起こるべき正しい場所で起こっているんです
それでも人によっては痛くて耐え難いというのに
生理が起こるべき子宮以外の場所 腸壁や内臓で剥離出血したら
それがどれほどの激痛か 簡単に想像できそうですが・・
いつもこんな風に想像するんです
子宮内膜症で痛みを感じさせる物質【プロスタグランジン】が分泌される時に
破水や吐血みたいに外へ向けた合図のような現象が起きるといいなって
あ!よっぱさん発症してる!大変休ませなきゃ!横になって早く早く💦
激しい痛みが治まるまで30分ほどかかると思います、すいません、
よしわかった!痛みは代わってあげられないけど仕事は任せて休んだ休んだ💦
なんて ツラ過ぎて非現実的なことを妄想してしまうのでした
子宮内膜症との付き合い方
周囲から理解が得られない人 病気のツラさが上手く伝えられない人が
このツラさをわかって欲しい もう少し労わってくれてもいいのにと考える気持ち
とてもとても良く分かります
けど 多くの人は自分の経験の範囲でしか想像することができず
自分が中心であり 真に他人の立場で考えるなんて無理なんです
現にこれを書いている私自身
今でこそ妊婦さんや怪我人より子宮内膜症のが大変だってスタンスですが
自分が反対側の当事者になったら真逆の大変アピールすると思います
理解されないと嘆く自分が他人に対しどれほど理解があるのかと
我が身を振り返ってみたら少し諦めが付きやすくなりました
【結論】理解されないストレスはお互い様の気持ちでやり過ごそう
やっぱり、破水か吐血みたいな合図が欲しい