治療が難しい摂食障害
食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて『摂食障害』と呼びます。
引用:『厚生労働省ホームページ』より
『摂食障害』には、
①食事をほとんどとらなくなってしまう
拒食症
②極端に大量に食べてしまう
過食症
③いったん飲み込んだ食べ物を
意図的に吐いてしまう
など、様々な症状があります。
どの症状にも、根底に
【痩せたい】という強い思いがある為
本人は治療したがりません。
摂食障害は、様々なストレスが要因となっていることも多く
周囲の人の理解やサポートがとても大切です。
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本人が本気で止めたいとは思わないんですよ
拒食症・過食症・意図的嘔吐などの症状
マツコ・デラックスさんの番組である女性が、
過去に拒食症で164cm23kgだったことがあると言っていました。
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まさに生死の境目体重💧
摂食障害は、若い女性が発症する割合が高いと言われますが
年令、性別、原因を問わず誰もがなりうる病気です。
これとは全く次元が違いますが、
私もちょっとだけ摂食障害モドキになった時期がありました。
当時、知人からうけていたストーカー行為にストレスを感じ、
そこへ、若いバンドマンにありがちな不健康願望が重なって、
『食べた物を全て吐き出す』という行為にドはまりしたのです。
1年近くほぼ毎日のように吐いていました。
吐き気もないのに無理矢理、胃の内容物を吐き出すという行為。
これに快感を感じてしまうと簡単に止めることはできません。
極たまにですが、この年になってもまだ
ストレス発散にやってしまうことがあるくらいです。
その時の心理状態を言葉にすると・・・
まず『食べている時』は、何もかも忘れて無心になれます。
フードファイターになったような、挑み続ける高揚感があります。
そして『吐き出す時』は、太らないという安心感。
食べ過ぎた気持ち悪さからの解放感。
体の中から無駄なものが排出された爽快感。
全力でやり切ったような達成感。
様々なアドレアンリが噴出するのです。
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これ本当に癖になるんですよ
摂食障害の改善方法
ある程度食べて吐くのがすっかり習慣になっていましたが、
そのうち、文字通りの《血ヘド》を吐くようになります。
鼻血でも混ざったのでしょうか・・よくわかりませんが
血に染まった汚物と便器を見てさすがに不安になりました。
するとそれまで気にしていなかった、
嘔吐によってできた目の周りの点状出血斑、深く刻まれた眉間の皺が、
とても見苦しく感じました。
そんな時タイミングよく、
悩んでいた知人のストーカー行為を止めさせることに成功。
さらに付き合っていた彼と同棲することになります。
大きなストレスから解放され心が穏やかになったこと、
彼氏に隠れて吐くのが難しくなったことで、嘔吐の回数はどんどん減っていきました。
残念ながら、
これという方法があって止めることに成功したのではありませんが、
強いて言うのであれば
『独りでいないこと』が一番抑止になると思います。
程度の軽い摂食障害なら、健康が気になる年齢になれば治ります。
私の例も参考になさってください。
しかし、
吐き過ぎて胃の入口の弁がおかしくなると
『逆流性食道炎』になるので、気をつけてくださいね。
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私は時々酸っぱ苦い胃酸がこみ上げて目が覚めます。
要点まとめ
⭕摂食障害は誰でもなりうる心の病
⭕摂食障害には『拒食症』と『過食症』がある
⭕一旦はまると自力だけで克服するのは困難