子宮内膜症は生理が続く限り苦しむ?
子宮内膜症の手術から早・・6年。
えッ!6年!! 今書いて改めて驚いた。
6年か・・・小1が中1になっちゃうよ。
このブログをはじめた当初はまだ術後の不安があったので
一喜一憂する気持ちをポツポツ追記していましたけど
それ以降ほんとーに調子が良いので
子宮内膜症については更新がすっかり止まっておりましたが
昨日こんなツイートが目に留まりました。
生理が続く限り、子宮内膜症の症状に苦しむ&服薬を続けて副作用に苦しむぐらいなら、 45歳頃までに妊娠の予定が無かったら、卵巣・子宮全摘しようかなと思っている。
ああ、わかる。わかるわかる。自分も全く同じこと考えてた。
子供ほしい人以外、子宮あったって良いこと全くないじゃんくらいに思ってました。
それどころか
経血漏れを心配しなくていいし、ナプキンしなくていいし、
スケジュールが生理の都合に振り回されないし、
妊娠だって心配不要!!
なければ良いことずくめ♪
しかし、あるべきものがなくなることで起こる新たな不調ってのがあるんですね。
担当医にそう言われました。
なんども再発を繰り返す、その痛みに耐えられない、そうでない限り極力温存するべきです。とってしまえばスッキリなんて単純なものではありません。
なんだ、そうなんだ。。
2度も同じ痛い思いしたくないからと言って、
ついでに全部とっちゃおうなんて判断はとても危険なようです。
そりゃ、手術によって痛みが軽減したままの状態をキープして
自然の閉経を迎えられるのが一番ですけど
その為には、生理が続く限り服薬を続けなくてはいけない。というのがよく聞く意見。
現に私は先ほどの先生にこうも言われました、
ダグラス窩に病変が残っているので、ディナゲストの服薬は閉経まで継続したほうがいいです。
はたして本当にそうでしょか?
もちろん、現時点で手術の必要はないけれど激しい痛みの症状があって
服薬だけで痛みと悪化を抑えている患者さんには
閉経までの服薬継続が望ましいように思います。
私は自覚症状があってから手術が必要になるまであっという間だったので
そういった場合のことはわからないんです。
なのでこれからの話は、手術を控えている方や術後間もない方で
(手術したって完治しないじゃないか!)って憤っている方や
(閉経まで絶えず服薬を続けなきゃ再手術になる)って思っている方に
読んでいただきたいです。
症状・効果は人それぞれ
私も発症して子宮内膜症という病気を知った時
子宮内膜症は再発性の慢性疼痛疾患であり一度発症したら閉経するまで付き合う病気。
どこを調べてもそう書いてあるのを読んで本当に絶望しました。
痛みに耐えて手術を待って、術後の痛みにも耐えたところで、それで終わりにはならない。
術後の快調を保つには閉経まで服薬を続けなくてはいけない。
そして服薬で副作用がある場合、その副作用が体にいつまでもなじまない場合
更年期症状のような体調不良を背負って閉経まで生きなければいけない。
そしてやっと閉経したら今度は正真正銘の更年期、それが終わればもうお婆さん・・・
ああ、終わった。
今ちょうどその時の私と同じ状況で同じように絶望している女性にぜひ伝えたい。
閉経するまで完治しないといっても
今の症状・痛み・悩みがずっと続くというのとは違いますよ。
いや、残念ながら再び悪化して手術が必要になる女性もいるのでしょう。
しかし私は違いました。少なくとも今のところ違います。
私は手術によって痛みは劇的に改善し
術後半年たってディナゲストの服薬を中止して
それから5年後の現在、悪化の様子は微塵も見られません。
ここはやはり人それぞれと言う他ないのではないでしょうか。
今監獄に収監されたような気持ちでいる女性も
あんまり先走って絶望しないで、
少なくとも2度目の手術が必要になるまではもっと前向きでいてください。
あなたは今+アルファで余計に自分を苦しめています。
思ってるより何とかなるよ
とうことで、
これまでは発症時の模様ばかりを伝えてきましたが
子宮内膜症のような根治しないと言われる疾患は
その後何年もたった様子も患者さんの知りたいことかもしれないので
ポツポツ現状をお伝えしたいと思います。
それで将来の不安が少しでも和らげばいいな