楳図かずお『映(かげ)像』朝日ソノラマ|昭和の怖い短編漫画

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作品情報

ハロウィン少女コミック
『映(かげ)像』
・短編全2話
・発行所:朝日ソノラマ
・平成2年発行※作品集
・定価390円

作品もくじ

・映(かげ)像(1968年「ティーンルック」掲載)
・谷間のユリ(1973年「女性セブン」掲載)

おすすめポイント

『ハロウィン少女コミック』は、かつて朝日ソノラマが発行し、ホラーの新旗手を続々輩出した、少女向けホラー漫画雑誌の単行本です。

ひばり書房発行のひばりコミック、立風書房のレモンコミックがともに衰退していった後、ホラー界を担うニューカマーとして颯爽と登場しました!

楳図先生は日野先生や古賀先生と違って絵がきれいだから、この少女向けコミックにも、上手いこと鞍替えに成功した模様。

作品ピックアップ

映(かげ)像

出典:『映(かげ)像』より

美しい主人公『エミ』。彼女にはすてきな彼氏もいた。しかし、その美貌と彼氏を密かに妬むものがいた。その正体は・・

よっぱ
よっぱ

作品として特別な感想はありません。しかし鏡はやっぱり怖いですよね。ピカピカに磨いてからじっと自分を見ていると、ふいにギクッとする瞬間があって、そんな時『今見られた』って気がします。

谷間のユリ

出典:『谷間のユリ』より

不細工で孤独な女性が密かに恋したのは、やはり不細工だが心はとても優しい男性。『私だから彼の良さに気づけた』そう思う彼女は、自分は見た目に惑わされる愚かな人達とは違う、そう優越感さえ感じていました。

出典:『谷間のユリ』より

しかしある日、誰の目にも明らかな美女が彼を愛し二人は付き合いだします。その時彼女のとった行動とは・・

よっぱ
よっぱ

これは昔から何度も読み直し、そして作品への感想が変化してきました。子供の頃、自分の容姿を嘆いている時、望みの薄い片思いをしている時などは強い共感を覚えたものですが、冷静になってみればこれ、自己憐憫に酔ったブスが起した逆恨み凶行と自傷行為という滅茶苦茶なストーカー犯罪です。

今や世界的人気作家『伊藤潤二』も必見!


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