名古屋市はダンボール古紙を回収しない
ゴミ回収問題は引っ越し直後に始まりました。
まずは引っ越しに使用した大量の段ボールが捨てられずめっちゃ困ったんですよ。
月に一度の回収日の朝、ちゃんと収集場所に出しておいたのに回収されなかったんです。
慌てて市へ問い合わせましたが、ここで驚愕の事実が判明。
なんとダンボール回収について市はノータッチ。
家庭から出る新聞(折込チラシ)・雑誌・段ボール・衣類・布類などは地域の集団資源回収に出しましょう。 ※名古屋市は、新聞・雑誌などの古紙類の収集を行なっていません。 集団資源回収を利用できない場合は、「リサイクルステーション」または「古紙リサイクルセンター」をご活用ください。引用元:名古屋市ホームページより
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ゴミの回収に県や市が関与しないってありなの!?ねえ!
けど電話口の人に文句言ったところでどーしよーもない。
地元へ出戻り早々クレーマー扱いされるのがオチです。
仕方なしに教えてもらった事業所の窓口へ問い合わせましたが何とここでも
『回収は地域団体が行っているのでこちらではわかりかねます。』と
名古屋弁で申し訳なさそうに言われてしまいます。
憤慨する気持ちを落ち着かせ
今度は地域団体が委託しているという民間の古紙リサイクル業社へ電話をしました。
ようやく回収担当者にたどり着きはしましたが回収されなかった理由はよくわからずじまい。
『建物の陰に隠れて見落としたのかも・・』と言った曖昧なものでした。
本当に漏れなく見て回ったのか怪しいと感じましたが
(回収漏れしてるから取りに来て)何てお願いは通じません。
それにしてもゴミ回収を適当な民間任せとは;;
でなきゃリサイクルステーションか古紙リサイクルセンターに自分で捨てに行くしかない。
車か体力どっちかないとまとまった古紙は捨てられないシステムです。
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おひとり様が年取ったら部屋に古紙溜まり放題だな!
明らかに我が家が出したとわかる引越業者のロゴ入りダンボールを
今後1ケ月放置し続けるなんてことはできないので
半日野ざらしにした大量の古紙をまた部屋に戻し翌月の回収日を待つことになりました。
そして待ちに待った1か月後の回収日。
今度は回収業者に言われた通り
マンションのゴミ置き場ではなく絶対見落としようの無い道路沿いに出しましたよ。
そして3時間が経過。ダンボールは依然として道路上に集団鎮座。
この地域ではゴミ回収の時間が昼過ぎと遅いのはこの一ケ月で学びましたが
わかっていてもソワソワします。
だってその日は雨。
移動だけでも大変な一室の半分を占拠する大量のダンボール。
それが雨でずぶ濡れになってしまった今、断じて部屋へ戻すなんてできません。
気になって何度もベランダから様子をうかがっていましたが
12時を過ぎたころ辛抱堪らず回収業者に電話。
『今日回収日で間違いないですよね?』
『大丈夫ですよ。回収車は出発しているので順次回収してまいります。』
『わかりました。安心しました。』
ところが15時半をまわっても回収車はやってきません。
再び業者に電話しますが今度は何回コールしても誰も電話に出やしません。
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おいおいおいおいおいおいッ!
その古紙回収業者の受付時間は16時までです。
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まさかこのまま営業終了する気じゃねーだろーな!
他にどうすることもできないのでひたすら電話しつづけ
後10分で16時という時間ようやく電話がつながりました。
お昼に電話に出たのと同じ女性の声がしました。
こちらの事情がわかっている女性は
担当者に連絡をとって必ず回収に行くと約束してくれました。
それからさらに1時間以上が経過。
収集車がやってきたのはすっかり暗くなった17時半近くでした。
民間だからこんな時間でも収集するのか。。
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てか絶対この道の回収スルーしただろお!前回もだろお!!
こうしてようやく部屋を片付けることができたのですが、
名古屋のごみ回収にはこの後も悩みが尽きません。
道路にゴミ散乱でもゴミ収集時間は午後
ゴミ出し時間は朝の8時までと決まっていますが
私が住んでいる周辺のゴミが収集される時間は缶ビン以外全ていつも昼過ぎです。
これが本当に納得できません。
一級河川がすぐそばにあるこの一帯は本当にとんでもなく風通しが良いため
よほど重いゴミ以外は簡単に飛ばされてしまうからです。
ふわふわ軽いプラスチックゴミなどはコロコロと無限に転がり去ってしまいます。
かなりの頻度で、ゴミ袋は集積所に出したそばから道路に転がり出て
一部は車に轢かれて中身が飛びちり、さらにカラスにつつかれ散らかり放題となるのです。
自分の出したごみが街を汚すなど不快極まりないので何とかしてほしい。
つか、誰より回収する清掃員が一番大変だろうに、なぜ何の対策もとらないのだろう??
不思議で仕方がない問題でしたが、
考えれば考えるほど根本的な対策が難しいことがわかってきました。
お金、人員、場所、時間。
いろんなバランスをとった結果が現状なのではないかと思い至りました。
にしてもねえ、
どこへともなく転がり続けていく自分のゴミを見送るしかないっていうのは
本当に気持ちが悪い!
結局は何の対策も思いつかぬまま
せめてもっと早く回収にきてくれないかなーと
思わずにはいられない日々を過ごしています。