東京生活のここがきつい【通勤電車】ホームが狭い!行き交うだけで命がけ

東京生活のここがきつい【通勤電車】ホームが狭い!行き交うだけで命がけ セミリタイア
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東京生活でメリットが大きい人

東京生活でメリットが大きい人

攻撃的なほど心身共に元気いっぱいか、運転免許の返納を迫られるような高齢。

東京生活でメリットが大きいと感じるのはこの両者だと思います。

 

私は30代後半くらいからずっと辛かったですね。特に子宮内膜症を発症してからは最悪でした。

 

電車でどこへでも飲みに行ける。

結局これ以外のメリットはほとんど感じずじまいでした。

 

あとはせいぜい

地方で頻発する災害のニュースを見ると

(さすが首都、しっかり天災が少ない場所につくってるぜ。)と思ったり

(東京で震災があってもすごい勢いで復興されるんだろうなー。)と思ったり

そんないざという時に期待するくらい。

 

そして、

私的に唯一のメリットであった電車ですが、同時にデメリットでもありました。

 

それはまさにストレスの無限ループ

 

東京で電車通勤をしている人間は

どんなに心穏やかに快適に暮らそうとしても

1日のスタートから特大のストレスが与えられるのです。

 

東京生活のここがきつい【通勤電車】

東京生活のここがきつい【通勤電車】

とにかく人が多いですから。

東京暮らしのメリットもデメリットも全てこれが元になっていると思います。

 

東京23区内であれば、

規模に差はあれど駅前には漏れなく商店街があり、相応の人で賑わい、

無数に存在する24時間営業のお陰で、何時であろうと光光と明るく

夜中でも明け方でも、住宅街でも裏路地でも、道を歩けば誰かがいて、

夜道の独り歩きに大きな不安を感じない。

 

壁一枚隔てた向こう側に無数の他人がうごめいている暮らしは、

怖いや気持ち悪いより安心感の方が強かったです。

 

しかし、

それだけの数の人間が一極集中する通勤ラッシュは本当にきつかった。

 

上京して間もなくは若かったことも手伝い

これが名高い東京の満員電車かと、

それを体感できることに訳のわからんステイタスを感じ

ライブハウスで押し合うような気持ちで半笑いのまま乗車していました。

 

が、

そんなのは元気が有り余ってる時だけです。

そして、そんな余裕があるのはノーマルな満員電車までのこと。

 

人身事故など、たびたび起こる運行トラブルによって

電車は詰め込みギネスチャレンジの入れ物と化します。

 

電車に乗車人数の制限はないのでしょうか?

 

負傷者が出たとして

そこに詰め込み過ぎによる過失は存在せず

自己責任か乗客同士のトラブルとなるのでしょうか?

 

床から足が浮き、ブラのホックが外れるほど四方から押され、

目の前に着席している人の膝の間に片膝を着き、窓に両手を付き、後ろからの圧に耐える。

 

『もう無理ツ!!』

 

声を上げたところで誰にもどうにもすることもできません。

皆が押されるがまま身を任せているだけなのだから。

 

(こんなに混んでいるのにまだ乗るか?!)

 

乗り込んだら速そんな被害者意識を持ちますが、自分だってそこへ乗り込んだ一人です。

しょうがないのです。空くまで待ってたら出社が午後になります。

ためらいつつも乗らざるを得ない。

 

さらにつらいのはこの電車がチョロチョロ止まりノロノロ走ること。

車窓から見える自転車が電車を追い越して行きます。

 

赤の他人とギチギチに密接し至近距離に顔があるため呼吸もままならない。

 

息を殺して静まり返った車内。

 

そのうち緊張感に耐えかねてガス抜きのように短い咳払いが始まる。

というのがお約束。

 

秒がとてつもなく長く感じます。

仕事前に身も心もヘロヘロです。

 

ホームが狭い!行き交うだけで命がけ

ホームが狭い!行き交うだけで命がけ

通勤電車のストレスは車内の混雑だけではありません。

そもそも乗る前から混んでいます。

 

乗客に対して乗車待ちスペースが圧倒的に狭いのです。

 

私が利用していた新宿駅の埼京線ホームは特に酷く、死の危険と隣り合わせでした。

いつか自分が転落するのではないかとハラハラ。

 

大袈裟じゃないですよ。それほどホーム上が混み合っているのです。

 

世界でもっとも混雑している駅としてギネス認定された新宿駅で、

今から電車に乗りたい人と電車を下りて先を急ぐ人が、

場所によっては一列になって行き交うだけのスペースしかない。

 

にも関わらず、転落防止の柵はなく一歩踏み外せば線路上にダイレクト

 

それでも我先にと隙をみつけて駆け出す人がいます。

 

体のすぐ横を電車が滑り込んでくるタイミングで不意に押されようものなら

ドキッ!とし過ぎてしばらく胸が痛い。ドキドキドキドキ

 

そして、そのように乗車待ちの利用者だけでホームがいっぱいの中へ

到着した超満員電車から乗客が吐き出されます。

 

どこにどのように縮こまって立っていても大なり小なり人とぶつかる。

 

時々、

肩を怒らせ斜に構え、当たる気満々で突っ込んでくるサラリーマンがいます。

これは一定数存在します。定期的に出くわします。

凶器そのものです。

 

よっぱ
よっぱ

ムカつく!いつかお前が線路に落ちてしまえツ!

 

そう思う反面、気持ちがわからなくもない。

 

自分から人にぶつかって感じるストレスより、

人からぶつかられて感じるストレスの方が大きいと思うから。

 

必ずぶつかるなら、それも毎日のこととなれば、

私もガタイに自信があれば一度や二度やってしまうかも知れない。

 

普段は礼儀作法にうるさいと自負する人たちが、

スマホに目を落とし、

イヤホンで耳を塞ぎ、

ぶつかっても踏んづけても無言でやり過ごす。

 

それでも心が乱された時は、

非常識と相手を見下すか、仕方がないと自分を擁護するか、

どちらかを選んで心を落ち着かせようと頑張る。

 

一時ではありますが、あそこには確実に

譲り合いの精神とか思いやりなどと無縁の世界が存在します。

 

心が荒む東京の通勤電車。

 

都会では他人に無関心と言われるのは、

これだけ人の多い場所で、

普段通り周りに目をくばり、起こること一々まともに気に留めていると

心が保たないから。

 

一時的に自分の殻に閉じこもった結果だと思います。

無関心というか、意識的に関心を持たないように努めてるんですよ。

 

ストレスを溜めない為に。。。

 

嗚呼、

そんな世界によく四半世紀もいたもんだ。

 

『通勤中に人に押され線路に転落、電車にはねられ死亡。』

 

こんなことになる前に退職出来て良かったなと、

東京での生活を振り返りつくづくそう思っています。

 

嫌な気持ちを頭から消したい時に読む本



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