挨拶言葉フンメル・モアスの語源はスラング
ハンブルクっ子が機嫌のいい時に交わす挨拶言葉があります
それが
hummel・hummel(フンメル・フンメル)
mors・mors(モアス・モアス)
この語源となったのが
不機嫌な水汲み男『ヨハン・ヴィルヘルム・ベンツ』さん
友達からもらったポストカードに書いてある詳細をそのまま掲載します
『ヨハン・ヴィルヘルム・ベンツ』は1787~1854年に
ハンブルクのノイシュタットに実在した人物です。彼の仕事は水運びでした。いつも不機嫌に仕事をしています。
ベンツが住むアパートには以前
市の兵士『ダニエル・クリスチャン・フンメル』が住んでいました。
市の兵士はハンブルクの子供たちに大人気。子供たちは重い水を抱えたベンツを困らせる為に
絶えず『フンメル!フンメル!』と叫び
ベンツは『モアス!モアス!』と叫び貸すことしかできなかった。
そんなお話です。
やんちゃ盛りのチビッ子たちが
お仕事中のベンツさんが水桶で手が塞がって手出しできないのを良いことに
纏わりついてからかったんですね
その時 チビッ子がベンツに向かって放った言葉が
『フンメル フンメル』
それに対しベンツが腹立ちまぎれに言い返したのが
『モアス モアス』
モアスは北ドイツの方言で(ケツ)って意味なので
これは【ケツにキスしな】的なスラングです
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ウエーイ笑ウエーイ笑 フンメル フンメル
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消えろクソガキ!! モアス モアス
ってな感じ
たったそれだけのことが
そのまま後世に語り継がれるとは(笑
ハンブルク観光でハンス像を探せ!
このようにして
悪ガキどもが勝手に呼んだ『フンメル』と
ベンツさんの名前ヨハンの愛称である『ハンス』をくっつけた
『ハンス・フンメル』という名のマスコットキャラクターが
ハンブルクに誕生しました
そして 街の観光大使を永遠と勤めているのです
水桶を担いだユニークなフォルムをとびきりカラフルに彩られ
ハンス・フンメル像はハンブルク中心街のあちこちに設置されています
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地上だけでなく屋根の上にもいます笑
皆さんハンブルクを訪れた際はスタンプラリーよろしく
このハンス・フンメル像チェックも楽しんでください
しかし こんな謂れで
ドイツ第二の都市で永遠と語り継がれるってのもね笑
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本人知ったら心中複雑ではないだろうか
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