危険な医療行為!医師免許のない施術は違法
アートメイクとは、
主に眉やアイライン・唇などの皮膚のごく浅い部分に、
専用の針を用いて色素を注入する施術のこといいます。
無資格業者による施術によって健康被害が相次いでいる為、
医師免許の有無を確認するなどの注意が必要です。
眉のアートメイク失敗談
年齢と共に劣化していく容姿に悩み試行錯誤を繰り返していた頃、
Facebookでメークアーチストを名乗る女性と知り合います。
はじめ飼い猫目的で彼女の自宅を訪れたのですが、
実際に会った彼女がとても美しく彼女自身もアートメイクを施してると聞き、
その場の勢いで眉のアートメイクを受けたのです。
無謀にも程がある💧
施術1回目
彼女の自宅はまず、
飼い猫が逃げ出さない為に玄関が蚊帳で覆われていました。
猫が飛び出さないよう注意しながら蚊帳をかいくぐり、
キッチンを抜けるとそこは物で溢れた六畳一間、
居られる場所はソファーの上だけという乱雑ぶり。
そんな場所で施術は行われたんです。
何の設備もないワンルームマンションのソファーの上で。
猫をゲージに入れることもしません
ユニットバスで洗顔し眉の形を下書きしたあと、
歯医者さんで歯石を削るような細い金属の棒で、
眉毛の辺りをガリガリゴリゴリ引っ掻くように削っていきます。
麻酔などないので普通に痛いです
少し削っては鏡でチェックを繰り返し1回目が終了。
血がにじんだ施術痕にワセリンが塗られました。
瘡蓋になると瘡蓋と一緒に色素も剥がれるから、施術跡が乾かないようにワセリン買って小まめに塗ってね。
帰宅途中に自費でワセリンを購入しました。
施術2回目
1回目の施術から1週間くらいたった頃。
傷や腫れでよくわからなかったアートメイクのラインがはっきりしてきました。
太いライン、ほとんど消えてしまいそうなライン、
正直かなりムラだらけ💧
しかし彼女に言わせるとこれは自然現象で、
肌が色素を異物と見なして押し出そうとするので、
はじめての施術ほど色の定着が悪いのだとか。
それから3週間。
色がなくなってしまった箇所がどうにも気になるので追加で施術を依頼しました。
施術3回目の前に・・
2回目の施術からしばらくして大きな瘡蓋がとれると、
その部分の色素が一緒にボロっと剥げてしまったんです。
また施術?何回やればいいの?
不安になりつつ、現状を伝えるため彼女にメールをしました。
ところが、
返信がありません。電話にも出ません。
そして、そのまま連絡がとれなくなりました。
眉のアートメイクはその後すっかり消えてなくなりました。
そして強情な眉毛が懲りずに生えてきたので、
良くも悪くもない眉毛した顔で今を生きております。
被害というほどの被害がなかったのはラッキーだったと思います。
もし跡に残るような酷い施術を受けたまま
逃げられていたらと思うと・・・
怖いですよね
要点まとめ
⭕アートメイクは医療行為で施術には医師免許が必要
⭕個人の自宅で無免許で行う施術は逮捕されるレベルの悪質行為
⭕違法な施術に支払った費用総額75000円
⭕眉のアートメイクはすっかり消えてなくなった
⭕クリニックは価格より資格と実績で選ぼう