顎関節症の悪化により手術が決定
中学生の時、
『顎関節症』が悪化して手術が決まった時のお話です。
口を開ける度に鳴っていた顎の音がしなくなった途端、口がほとんど開かなくなり、
唾を飲み込むのすら、涙がでるほど痛い状態になってしまいました。
食べ盛りに泣きながら流動食⤵
そこで、最寄りの歯医者さんから紹介状をいただき
愛知学院大学歯学部附属病院の『口腔外科』を訪れます。
顎関節症の治療は口腔外科ですよ
レントゲン検査の結果、
ずれた関節円板が関節内部にできた隙間にガッチリ挟まっていることが判明。
膝軟骨と同じです
挟まった関節円板のせいで
上顎と下顎が固定されてしまい口が開かなくなっていたのです。
よってこれを外さないといけませんが、それには簡単ではない手術が必要になります。
【医師監修】自分でできる治し方
そのため医師の指導のもと、まずは自力で改善する治療が試されました。
1. うっすら開いた口の隙間から、萎んでペラペラのゴム風船を押し込みます。
2. チューブで繋がった手元のポンプを押して、手動で空気を送り込みます。
膨らむ風船によって口内を押し広げ、顎関節の角度を変えて、
はまり込んだ関節板がポロッと外れ元の位置に戻るのを期待する
【ジャッキアップ療法】
何て原始的な治療法でしょう💧
あのねぇ、
痛くて唾が飲めないというのに・・・
こんなのまさに
セルフ拷問
こんなん自分でできるかーい!
口に風船含んでポロポロ泣いてる姿が何ともマヌケで情けない;;
こんなことを毎晩繰り返してもラチが開かず、結局手術することに。
ところが担当医から手術について詳しく説明を聞くと、
その手術がなんとも恐ろしい!
しかも顔から切開。
確実に正面からみえる傷が残ることが判明。
これはいかん!どうにかして手術を回避せねば
心を入れ替え、毎晩のセルフ拷問に気合いを入れました。
握り拳で膝を殴って痛みを分散させながら、関節板粉砕覚悟で口をこじ開けます。
そして
手術が近づくある夜とうとう・・
バキッ!と、
けっこーな音と共に口が予想外の位置まで開きました。
折れた!?
音と衝撃に驚いてしまい暫し呆然。
痛いのかどーかもわからない。
そのうち恐る恐る口を動かしてみると・・・
なんと痛みがない☆
バキッ!の衝撃痛こそ残るものの、これまでの痛みが嘘のように消えています。
勝った(☆∀☆)
さっそく後日病院へ行きレントゲンを撮りましたが、
やはりこじ開けた勢いで円板が外れて所定の位置に戻った様子。
これにて終了!
手術は見事回避!!
しかも完全なる自力の力業!!!
みたか!医者になんか頼らないぜ☆
ということで、
安易に手術してはいけませんよ!
精一杯自分でできる努力をしましょう笑
顎関節症の原因は首・肩こりだった
最近また顎がミシミシいうので、行きつけの歯医者さんに聞いたところ、
今では諸説がさらに増え、何と肩こりも顎関節症の原因のひとつとされているそうです。
そのように様々な原因で発症するため、手術によって一時的に改善しても再発も多いんだとか。
それどころか手術によって筋肉や神経が傷つき麻痺や神経痛を生むことがあるそうです。
手術にはリスクが伴うんです
昔と違って今は情報が溢れています。
『顎関節症』で検索かければ、マッサージやストレッチといった自分でできるお手軽なセルフ治療法がわんさと表示されます。
日本の医療費を上げないためにも、お医者さんに行く前に
まずは【セルフケア】を心がけましょう!
顎関節症の予防に効果的な顔のマッサージをご紹介します。
①あご筋マッサージ
あご筋に人差し指を乗せ円を描くようにクリクリ10秒くらいマッサージしましょう。
💡歯を噛みしめた時に頬の辺りでポコッと飛び出すのが『咬筋』(=あご筋)です。
②こめかみ筋マッサージ
こめかみ筋に人差し指を乗せ円を描くようにクリクリ10秒くらいマッサージしましょう。
💡歯を噛みしめた時にこめかみの辺りで少し盛り上がるのが『側頭筋』(=こめかみ筋)です。
③大口ストレッチ
上を向いてできるだけ大きな口を開けましょう。5秒開けたら閉じてを3回繰り返します。
①~③で1セット。これを1日2回でOKです。超簡単⭐
病院の怖い話(余談)
顎関節症の治療でお世話になった
『愛知学院大学歯学部附属病院』は大きくて立派な病院です。
しかし、
専門性の高い外来だったからでしょうか?
人もまばらでなんだか寂しい印象でした。
ある日、看護婦さんに連れられ
口腔内の検査に欠かせない
エックス線やMRIといった放射線機器が
全て集められた地下フロアへ向かいますが、
近づくにつれ人気がなくなり
とっても寂しい雰囲気に・・・
そこに通じる階段・廊下すべてが異様に暗くて気味が悪いんです。
霊安室にでも向かっているのか;;
なんだか怖いなと思いながら、むかった部屋の扉を開けると、
そこには白衣を着た男性技師がひとり。
そして、
その男性技師が、
どうみても・・・・・
(((オカマ??)))
薄暗い中ですが、
何度チラ見しても、アイシャドウに口紅を塗っているようにしか見えないんです!
暗闇に浮かぶのは機器が放つ電光と、化粧した男性の顔。
とても無口なその方と、
きっと他にほとんど人がいないであろう隔離されさ地下フロアの一室に二人きり。
なんとも重苦しい雰囲気の中でレントゲン撮影が行われました。
当時はオネエやニューハーフという言葉がなかったのでオカマの使用ご容赦願います
要点まとめ