生理的な嫌悪感・高所などで身震いする原因
旅番組などでよく映し出される高所からの景色
吊り橋、
ロープウェイ、
深い峡谷と鉄橋、
超高層ビルの最上階アトラクション、
山頂、
クレバス、
こんな景色を思わず見てしまった時
必ず体を襲う生理現象。
((ぶるっ))と1回身震いする
私の場合ほぼ100%発生します
または、生理的に嫌悪を感じるもの。
ニキビ痕のクレーター肌、
イボイボ、
発泡スチロールの擦れる音、
金属の引っ掻き音、
((ぶるっ))と1回、
嫌悪感の程度によっては2回、
その嫌悪を外へ逃がそうとするように
((ぶるっ))と身震いが起こるのです。
この((ぶるっ))と身震いが起こる原因が気になり調べました。
体に起こる震えの種類と名前
震えには生理的なもの以外に
病気によって引き起こされるものがあります。
日常生活に支障が生じているようなら、
これらをちゃんと見分けてから治療を始めましょう。
生理的振戦
震えの原因で最も多いのが『生理的振戦』です。
『しんせん』と読みます
寒い時、物を持った時、
精神的に緊張した時などにふるえる現象で
誰にでも起こります。
代表的な現象は『おしっこ』。
立ちしょんシーンで男優さんがわざとらしくやってみせてるアレね
『おしっこ』≒((ぶるっ))の基本的な原因は、
排尿で一時的に体温が下がることで身震いが起こる
となっていますが、
実はまだまだ諸説あるようです。
高所での身震い、
生理的に嫌悪を感じるものに対する身震いも、
これの一種と思われます。
反射運動であるため止めることはできません。
止める必要もありません。
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症
(こうじょうせんきのうこうしんしょう)
別名『バセドウ病』とも言います。
歌手の絢香さんや、サッカー選手の本田圭佑が患った疾患です
のどの近くにある甲状腺が過剰に働いて、
甲状腺ホルモンを作り過ぎる為に起きる病気で、
自己免疫疾患のひとつです。
手先に細かいふるえがみられ、
発汗、イライラ、脈が早くなったり、
軽度の眼球突出などの症状がみられます。
本田選手は随分と面変わりしましたよね・・
①薬物(抗甲状腺薬)治療
②放射性ヨウ素内用療法
③手術
3つの治療法があります。
アルコール依
『アルコール依存症』は、
アルコールの常習飲酒・大量飲酒でおこる病気です。
俗にいう『アル中』
アルコールが抜けると、
イライラや神経過敏、不眠、頭痛、
発汗、動悸などの離脱症状が出ます。
進行するとアルコールが切れてきた時に
ふるえがでるようになり、
アルコール依存症の期間が長引いてくると、
常に手がふるえるようになってしまいます。
アルコール依存症は
影響が心身両面に表れるため、
仕事ができなくなるなど生活に大きな支障が出ます。
いったんお酒をやめても繰り返す場合がほとんどで、
本人の強い意思と周囲のサポートが重要になります。
パーキンソン病
『パーキンソン病』は、
脳の異常のために体の動きに障害があらわれる病気です。
中脳のドパミン神経細胞が減少して起こり、
体が動きにくくなります。
ふるえは顕著な症状のひとつです。
治療の基本は薬物療法で、
少なくなったドパミンを補います。
要点まとめ
⭕震えには生理的なものと病気によって起こるものがある
⭕高所で震えが起こるのは緊張が原因の生理現象