頭痛で病院へ行き軽度脳出血を早期発見!しかし高血圧で手術ができず危篤に

頭痛で病院へ行き軽度脳出血を早期発見!しかし高血圧で手術ができず危篤に 病気の治療・予防
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頭痛で病院へ行き軽度脳出血を早期発見

母親が脳卒中を発症

 

出勤の為に身支度を整えている最中 故郷の兄からメールが届きました

心配させたくないけど、母さんの具合が悪い

 

差し迫った様子のない文面でしたが

兄がメールを送るくらいだから軽くもなかろうと思いすぐに電話をかけました

 

すると

 

彼氏

母さん金曜に手術して、まだ意識が戻らんのだわ

 

よっぱ
よっぱ

ええ!?何がどーして急にそんなことに

 

とりあえず今すぐ帰省すると言ったのですが

面会時間が限られている為 今から来ても会えるのは明日になると聞き

その日は会社に行き先々の仕事を片付け 翌朝早くに故郷に向かいました

 

駅から病院へ直行し

集中治療室の前で面会時間を待っていると兄がやってきました

 

時間になり兄と一緒に中に入ると

とても大きなワンフロアにいくつもベッドが並んでいます

 

前を行く兄の足が止まりました

 

そのベッドに横たわっている人の顔はむくんでパンパン

それが母だとすぐにはわかりませんでした

 

剃髪された後頭部には 切り取った骨を

まるでガンタッカー(建築用ホッチキス)でとめたような傷跡が丸見えになっており

到底生きた人間の物とは思われない酷い有様です

 

そして意識が戻らないという現実

 

彼氏

まったく、なんでこんなことになったかなぁ・・
とりあえず お前も母さんに声かけてくれ

 

聞きなれた声が話しかけると意識が戻ることがあるというので

大きな声は出せませんが懸命に呼び掛けました

 

よっぱ
よっぱ

反応はありません

 

救命救急室の面会は1日2回で一回の面会時間は15分ほどに限られているので

私は午後の面会まで院内で時間をつぶし 見舞いに来た義理の姉と共に再び母のもとへ

 

スタッフ
義姉

声をかけながら 手足をさすってあげてね

 

寝たきりで血流が悪くなってしまうので さすることで温めてあげるのだとか

 

面会時間中さすり続けましたが

この日の面会で母の意識が戻ることはありませんでした

 

彼氏

いつ意識が戻るかわからないから お前いったん東京戻ってろ

 

そう諭され駅へ送ってもらう車中で 兄がこれまでの経緯を語ってくれました

 

今から1週間ほど前 母が頭痛とめまいを訴え

経験がないほど気分が悪いと言うので病院へ連れていったそうです

そして検査の結果 脳内に出血がみられる【脳卒中】だと診断されました

 

軽度の脳卒中を早期に発見できたのです

すぐ病院へ連れてきて良かった 不幸中の幸いと喜んだそうです

 

ところが 幸いではありませんでした

 

あきらめていたマヒが改善する人が続出

 

高血圧で手術ができず危篤に

高血圧症は全身麻酔手術ができない

 

しっかり意識のある状態で設備の整った大きな病院にいるというのに

なんと手術ができないから様子をみるというのです

 

理由は母の『高血圧』

高血圧の場合 手術が可能な数値まで血圧が下がるのを待たなくてはいけないのです

 

 

 

処置の早さが後遺症の有無大小を左右すると言われる脳卒中です

よく聞くじゃありませんか

家で一人の時に倒れたのが不運だったとか

発症してすぐ救急車呼べたから軽い後遺症で済んだとか

だったら倒れる前に病院にいるんだから超幸いって思いますよね

それが 悪化していくのをわかっていて何もせずにいるなんて

 

よっぱ
よっぱ

何たるもどかしさ

 

担当医はこの手術がいかに難しいものか理由を重ね

母が助かる可能性の低さをアピールしたそうです

 

医師
医師

頭を開いて溜まった血液を取り除いても出血によって脳が肥大しているので はみ出した脳が頭蓋骨に再びおさまらない可能性が高いです

 

よっぱ
よっぱ

まるで死なすために手術するみたいな物言いだな

 

当たり前過ぎる結果ですが 母はその後 意識不明となりました

この時そばにいた家族の気持ち 何より母本人の恐怖は察するに余り有ります

 

高血圧で手術するのがどんなに危険でも このままではどの道死んでしまう

意を決した家族で 危険を承知で今すぐ手術をしてほしいと病院に詰め寄って

ようやく手術が行われたそうです

 

そんな切迫した状況で私への連絡は後手に回り

術後意識が戻らない母の元に呼ばれたのでした

 

その治療にいくらかかるかわかりますか?

 

母が見せた奇跡的な回復力

母親が見せた奇跡的な回復力

 

本当に運の強いことに 母は一命を取り留めました

 

集中治療室を出て個室に移ったタイミングで再び病院を訪れ

眠っているように見える母の手を握り話しかけました

 

よっぱ
よっぱ

お母さん!お母さんわかる?!

 

と その瞬間

 

ムギュッ

 

母は私の倍はあろうかという握力で私の手を握り返してきたのです

さらに

 

よっぱ
よっぱ

足は動くの?

 

という私の問いかけに対し 母は(動くよ!)の猛アピールの如く

自分でヒョイと足を組んで見せたのです

これが実際の写真

 

母親が見せた奇跡的な回復力

 

たった1週間前に医者から

 

医師
医師

今手術したら脳みそが頭蓋骨に戻せなくて死んじゃう

 

などと言われてた人間がみせる格好とは到底思えません

 

その後も(ちょっと待て!)と制止しなくてはいけないほどの動きをみせます

あまりに元気に動くので点滴などのチューブが外れてしまわないよう

拘束用の手袋をされてしまいました

 

正直 命が助かっても相当の後遺症が残ると予想し

介護のため地元に戻って協力しないといけないと考えていましたが

 

そんな先々の心配をよそに 母は活発に体を動かし

少なくとも半身不随といった後遺症の心配を これでもかと払拭してみせたのです

 

両手右足を振り回す中で 動きの鈍い左足が気になっていましたが

そちらも追って活発に動くようになり

それから一ケ月あまりしてリハビリテーションに転院

 

結果 身体の後遺症らしいものは左目の視力低下くらいとなりました

 

色々と驚くことばかりだったこの母の体験が 高血圧への注意喚起と

発症後に不安を抱く患者さんやご家族の皆さまの希望となりますように

 

 

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