ダグラス窩子宮内膜症の経過観察
子宮内膜症の手術から早くも4年が経過
先日の婦人科検診でも経過は良好と診断されました
その際に 以前から疑問に思っていたことを医師に質問してみました
ダグラス窩は 内蔵が重なりあう体の一番奥まったところに位置するため
ダグラス窩で子宮内膜症を発症した場合 診察・治療が非常に困難で
確定診断は腹腔鏡検査による目視で行われます
自身の手術の際も
手術前の段階でダグラス窩病変の存在はあくまで予測であり
卵巣嚢腫その他の病変の手術を主とした腹腔鏡下手術の中で
病変の確定診断がされ 同時に焼灼術が行われました
そんなダグラス窩子宮内膜症は
術後の経過観察をどのように行うのでしょうか?
内視鏡もMRIも無い通常の婦人科検診で状態が把握できているのでしょうか?
超音波エコー検査で炎症の有無を確認
それでは 質問に対する医師の回答をご覧ください
先生、最近、生理周期や生理期間が乱れまくっています。
そして長くても短くても出血が少ないことが多いです。
これって、子宮以外の内膜症による出血も少ないって考えていいんでしょうか?
理論的には正解です◎
突出した痛みを感じることがないのであれば
ディナゲストの服薬再開は現状必要ないと思われます。
生理の乱れは更年期によるものでしょうから
この先残りあと何度生理をむかえるかわかりませんが
その都度積み重なる悪化の程度が少ないとなれば
また手術が必要なほどの悪化はすることなく
閉経までやり過ごせそうですかね!?
だといいですね笑
そして本題
定期検診でダグラス窩の状況って何をみて判断されているんですか?
卵巣嚢腫とか他のわかりやすい内膜症病変の様子で予測しているだけですか?
いいえ ダグラス窩の炎症もエコーに映りますよ
と示されたのが この写真の赤い円のあたりです
ダグラス窩周辺が炎症を起こしていると この辺りに黒い影となって映し出されるそうです
全然黒くなってないから大丈夫ですよ
隠れて知らぬ間に悪化しているようなことはありませんから
安心してください笑
ニコニコと笑顔で断定していただきました
以上 参考になさってください