ドイツパンのお供『スプレッド』
ドイツの朝食は基本毎日同じメニュー。
パンとパンのお供がテーブルいっぱいに並びます。
ドイツと言えばの定番食品である、
Schinkenハム、Salmiサラミ、Kesseチーズなどがズラリ勢揃い☆彡
『Suelzeゼリー寄せ』も定番です。
Suelzeはハムや野菜をゼリーで固めた総菜です。
種類豊富ですがどれもサッパリした味です。
単体でも主役を張れるそれらとは違い
パンに塗って食べることが大前提のペースト状の食品『スプレッド』
こちらがまたとんでもなく種類豊富☆彡
その中から友達宅の冷蔵庫に常備されていた商品をご紹介します。
レバーブルスト
各家庭ごとにお決まりのメーカー、家族それぞれにお気に入りの味があるような
食卓に欠かせないスプレッドが『Leberwurst』レバーブルスト。
日本でいうレバーペーストです。
ちょっとややこしいのが『Leberwurst』ってこの名前。
『Wurstブルスト』ってソーセージって訳されるのですが
多くのレバーペーストが『Leberwurst』って名前で販売されています。
ぜんぜんソーセージじゃないのに。
ただ魚肉ソーセージのようにソーセージ型に形成して売られているレバーペーストもあるので
たぶんですが、そっちが先に売り出されLeberwurstと名付けられたので
後発の缶詰やパック詰めも名残でLeberwurstと名乗っているのではないでしょうか。
知らんけど
友達夫婦のお気に入りは『Pommersche-Schnittlauch』
豚の肉やレバーに刻みネギやスパイスを加えたスプレッドです。
そして息子くんと私が大好きなのはこちら『Baerchen-Streich』
クマのイラストとクマを型どったパッケージが目印
七面鳥の肉と豚肉から作られたとてもクリーミーなスプレッドです。
レバー少な目のお子様向けらしいですが
クセのない風味に滑らかな食感、しっかり塩味があって、メッチャ好きな味です。
そのうえ無添加。
思わず一気食いしそうになりますが、カロリーは高いので食べ過ぎ要注意です。
Berchen(意味:クマちゃん)シリーズおすすめです
フリューリングス クアルク
『Fruelings-Qurk』(直訳:春のクアルク)
クアルクと呼ばれるカッテージチーズのようなフレッシュチーズに
刻みネギやパセリ、西洋ワサビなどの薬味を混ぜたスプレッドです。
これも絶対的なレギュラー選手でした。
クラッペン ザラート
旦那さんのお気に入りがこの『Krabben-Salat』(意味:エビサラダ)
小エビ入りのマヨかタルタルって感じですが
それよりももっと水分量が多くベチャッとしてて、
酸味があって、まあまあ甘くて、塩味が感じられない。
んー、私的には何となく決め手に欠ける味?笑笑
ゼンフもそうですが、ドイツでは酸味と甘味が好まれるようです。
ゼンフは別途紹介しますね
ヌッテラ
『Nutellaヌテラ』はイタリアの会社が発売しているチョコレート風味のスプレッド。
甘い物に執着のない私は全く知りませんでしたが、このヌッテラは世界的に有名で
ドイツに限らずヨーロッパやアメリカでも常備している家庭は多いそうです。
そして旦那さん的には
ストック切れたらマジ怒る
と真顔で言わせるくらい必須のパンのお供
彼はこれを朝食の〆デザートとして、たっぷりとパンに塗ったくって嬉しそうに頬張っていました。
朝からヌッテラてんこ盛りのパンをガッツリいくなんて
やっぱドイツ人って甘いもの好きだよな〜って思ってましたが
よく考えたら、名古屋人も朝からガッツリあんバタートースト食べてますね笑
いや、あれには塩味もしっかりあるから!
ドイツで知ったこのヌッテラでしたが、
その後ファミマのスイーツコーナーでも一時販売していました。
やはりワールドワイドな商品である模様。
そうそう、肝心の味ですが
日本のチョコクリームとそんなに違いませんでしたよ。も少しナッティーでしたけど。
甘い物好きのドイツ人ですが、スイーツ全般、甘さの程度はいたってマイルド。
ジャリジャリしそうなほどキンキンに甘い食べ物ではないのでご安心ください。
いや、マジパンはキンキンに甘くてヘビーだ。