貧乏性の遊び下手ではセミリタイアが楽しめない
セミリタ2年目50歳の今朝
夜明け前に仕事に向かうパートナーを見送ったあと二度寝に失敗したので
どうせ眠れないならと続きが気になっていた無料漫画を読んでみた
読み終わった時に眠かったら寝ればいい
今日はパートも休みだし
無理に起きてやらなきゃいけない義務は何も無い
ゴミの日だけど収集は午後だし
洗濯はするけど雨だから急いで干す必要もない
漫画読んでるうちに夜が明けて
読み終わったら目がゴロゴロするから 目をつぶっていたら 寝た
目が覚めたら10時
めっちゃダラダラ めっちゃ自由
期待した通りのセミリタ生活 なのに自由を楽しめていない
ダラダラへの不安感が消えない
やらなきゃいけないこと やりたくないこと
毎日毎日 息を切らして ため息ついて 何年間も忍耐を積み重ねて
やっと夢見た生活に身を置いているのだから ダラダラ満喫すればいいのに
安心してダラダラできない
今のこの感じ 子供の頃の夏休み後半の気持ちに似ている
床に寝そべって何度も読んだ漫画を読み返していた時みたいな
再放送のアニメや時代劇を立て続けに見ていた時みたいな
家にいるのは気楽だけどちょっと退屈 けど学校が始まるのは不安で憂鬱
あの時のもやもやした感じ
子供の頃は 将来の為に何かしなきゃって無意識に焦っていたのかも知れないけど
今はその必要もないのに 何がもとで不安を感じるんだろう?
やっぱ性格? 貧乏性の遊び下手ではセミリタイアが楽しめないのだろうか・・
この性格だからこそセミリタできたと思うんだけどな
生産性という言葉の呪縛
谷口ジローの【歩くひと】や 久住昌之の【野武士のグルメ】に憧れたのだから
環境が整った今 堂々と ゆったりのんびり すればいいんだけど
残念ながら 現状まだまだ私に野武士は務まらない その器が無い
憧れとは程遠い自分の根っこに巣食う価値観が
生産性のない時間の使い方を良しとしていない感じがする
生産性という言葉の呪縛だ
けど それもこれも本当に心から楽しいと思うことがないからだ
漫画だって書籍で持っておきたいほどの作品なら 何度読み直しても後ろめたさなど感じない
特に心躍ることもなく無料だからと惰性で読んでいるから
消費した時間が無駄と感じて焦りを覚えるんだ
ほんとに好きで夢中なら生産性云々気にすることもないと思う
せっかく手に入れた今の生活スタイルをより価値のあるものにするために
早く熱中できるものを見つけよう そうすればこの不安な気持ちは消えるはずだから
まずは今までの人生でハマったものを洗い出してみよう
再度ハマる可能性は高いだろうから
あとは常日頃不満に思っていた事でまだ改善できていないもの
これも改善行為が趣味に昇華される可能性があるから 書き出してみよう
これまではセミリタ生活をはじめることが目標でしたが
これからはセミリタ生活を充実させることが目標です
以上 参考になさってください