風邪の予防にうがいするのは日本人だけ⁉
ロシア人の友達とドイツ人ご主人とその息子くんと揃って近所の公園に遊びに行きました。
北方ドイツは風が強い。
広い空に広がる雲が風に吹かれどんどん流されていき、
日差しが射したり陰ったり、雨が降ったり止んだりを繰り返します。
お天気雨になりがちなので虹発生率も高い。
目まぐるしく変わる天気に合わせ服を脱いだり着たりしますが傘はいちいちさしません。
土砂降りでさえなければ、大人だけでなく小さな子供も平気でそのまま歩いています。
そもそも風が強くてさせません
太陽が陰ると一気に体感温度がさがる北方ドイツでさらに雨風にさらされるので
日本人的には風邪ひかないかめっちゃ心配なんですけど、
そもそも体の造りが違うってか
そんなお出かけから自宅に戻った時のこと。
まだ小さな息子くんに向かって友達が言いました。
さあ、風邪引かないように早く着替えようね。手も洗って。
なんだなんだ、やっぱ風邪の心配してんじゃん!
ちょっとテンションあがった私も一緒になって言いました。
そうそう!風の予防は手洗い!うがい!
ところが、
私が【Gurgeln(グーゲルン)うがい】と言った途端みんなの動きが止まりました。
え?うがいって言った?え?なんでうがい?
なぜ?
疑問に思われるなんてまさかの想定外の外だったので、
あっちも驚いてますがこっちも驚きです。
だって風邪の予防には手洗いうがいって昔からセットだから、、
なんと、
うがいが風邪の予防に効果的だなんて彼らは初耳だというのです。
それで調べたら、なんと
風邪の予防にうがいを推奨している国は日本くらいである事が判明。
それどころか
(ガラガラ~ペ!)のうがい行為は下品であると忌み嫌われているそうです。
大ショック
うがいという言葉は存在して、うがいという行為は認識されているが、
実行する人などいないという事実。
世界が広がると常識が変わる。
これまでも(カァーペッ!)なんて痰吐き行為はやっちゃいませんでしたが、
これからは歯磨き後の(ガラガラ)すら外では控えようと思ったのでした。