自分の身体に殺意を覚える
どんなに嫌いなヤツでも死んでほしいとまでは思わない
私の人生に関わらない どこか別の世界で暮らしてくださいと願うだけ
けど今《殺すぞ》と言いたくなるほど腹の立つヤツがいる
それが自分
自分のお腹
主を苦しめることしかしない 自分の身体に殺意を覚える
いったいどうしてほしいのだろう？
人が近くにいる時に限って激しく空腹感を覚える明確な理由が知りたい
食べたくないと嫌がっている口や喉に無理を強いて食べ物を送ってやっているのに
脅しのようにお腹を鳴らそうとするのはなぜなんだろう？
何を求めているんだろう？
食べたら食べたで鳴るくせに・・ 飲んだだけでも鳴るくせに・・
『ぐうう』と一発鳴るだけなら 聞き逃してくれる人も
『ぐうぐうぐうぐう』鳴り続けてたら 不快で怪訝に思うでしょうよ
引きこもりを強いるようなお腹の音
引きこもってほしいのだろうか？
人と関わるのがストレスだから近寄らせるなと
それが言えない代わりにお腹を鳴らすのだろうか？
精一杯努力してるのに報われない
お腹の都合を最優先にセミリタプランを練りに練って
外へ働きに出るならこれしかないと思える最高の環境を用意したのに
これ以上どうしろというのか
今さっきお腹に入れてやった食べ物はどの辺でどうしているんだろう？
そんなものは貰っていないと言わんばかりにみぞおちを締め付ける強い空腹感
物理的におかしくないか？？
言う事聞くから黙って
家にいるから静かにして
これ以上我が身にストレスを与えないで
心底くたびれた
もう降参と諦めてしまいたいのに
それもできない自分の根性にも腹が立つ
こいつが私でなければ 死んでほしい
以上
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