肺気胸

突然の激しい痛みの原因は医師の単純ミス。ドレーンを抜きかけて止めた場所が悪かった。穿刺部位がずれて強烈な痛みを伴うように。痛みの連鎖を呼ぶので刺激に対して身じろぎひとつできない。

気胸の手術は従来すべて開胸手術でしたが、近年ほとんどが患者に負担の少ない『胸腔鏡下術』で行われています。また開胸手術に比べ再発率が高いという問題点も改善が進んでいます。しかし再発を繰り返す場合、最終的には開胸手術が行われます。

『自然気胸』の患者は約9割が男性です。そして女性患者の場合、子宮内膜症が原因の『月経随伴性気胸』を疑われますが、私の場合は男性と同じ原発性自然気胸でした。しかし、それから何十年もして『子宮内膜症』にもなるんだから、まったく大当たりもいいとこです。