英会話カフェにチャレンジ
1ein.2zwei.3drei….10zehn…11e..e..何だっけ💧
と、このように
英語も話せないくせにマジで1からはじめたドイツ語学習。
1年・2年と呪文のようにドイツ語を呟き続けるうち、定型文ならだいぶ頭に詰まってきました。
こうなると、やっぱり生の会話をしてみたくなります。
毎日毎日妄想してきたドイツ語トークを生のドイツ人相手にかましてやりたくなります。
そこで思い付いたのが『英会話カフェ』
英会話スクールとは違う本当のコミュニケーションが味わえる!
友達になる相手に出会えるかも知れない!
って、思ったんですけどね・・
『よし!行くぞ。』と決めはしたものの、
一人で行く勇気も付いてきてくれる友達もいません。
そこで、
お店のホームページにあった掲示板で同じような女性を見つけコンタクトをとりました。
英会話カフェの実態
以下はあくまで私が通っていた当時の様子です。
店内の雰囲気
水曜日19時スタートのドイツ語クラスに参加するため、
18:30に馬場の改札で待ち合わせて、カフェの入る雑居ビルに向かいました。
お店のホームページには
これはパーティーナイト??
というようなキラッキラ☆の異文化コミュニケーションシーンが写し出されていたので、
勝手にスタバかタリーズみたいな店を想像していたのですが、
地図に書かれた所在地に着くと、カフェが入るのは繁華街の狭小雑居ビルの一室。
マジでここなの??
小さなエレベーターで2階にあがると、すぐ目の前が店の入口。
防火扉のようなドアに店名が書かれたネームプレートがかけられていますが、
中を伺い知ることができず、きな臭さ満点です笑
本当にこの中であのパーティーナイトが繰り広げられているのだろうか・・・
しばらく二人して顔を見合わせておりましたが、しかし行くしかない。
その扉を思いきって開けると、
ほっそい通路の先にある少しひらけたスペースにいくつかのテーブルが離して置かれていました。
あれ、何か雰囲気違くない?
ホームページでみたような華やかさはいっさい感じられませんでした。
後に理解しますが、あの写真は多言語クラスが一斉に集う金曜日の宴だったのです。
平日で開始間もない時間は静かなものでしたよ。
料金システム
とりあえず料金を先に払いドイツ語目当てであることを伝えると、
一番奥にあるテーブルを指差されました。
現金前払い1800円税込みで閉店までずっと居座ることができます。
何時に入店しても料金一律です。お得なクーポン券もありました。
現在は2000円になっていました。
ポットに入ったコーヒーと紅茶がカウンターに置かれフリードリンクとなっています。
別途料金でソフトドリンク、ビールなどアルコールドリンクもありましたよ。
食べ物は持ち込みがOKだったので、菓子類を持ち込んでシェアするのが定番となっていました。
出入り自由だったので外に食事に出る方もいらっしゃいましたね。
英語クラスは外国人のコミュニティ
毎回、英語クラスにはまーまー外国人がいました。
しかし必ずしも日本人と話しているのではなく、
けっこーな割合で外国人の友達同士で話し込んでいます。
そのお店では、外国人か語学力がネイティブ同等だと割安に料金設定されていました。
代わり日本人の話に付き合ってね、ということだったのでしょう。
外国人はそれを利用して、仕事明けに友達と長居する安居酒屋にしていたのです。
これは・・プチ相席屋システム!
結果、それなりに相手はしてくれてますが
頃合いを見計らって一人抜け二人抜け・・別のテーブルに移って外国人だけでビール飲みだす。
そんな様子をよく見かけました。
それでも英語クラスは活気があったので、けっこー話せてる日本人が多かったように思います。
時間が遅くなるにつれ英語が賑やかに飛び交っていました。
ドイツ語クラスは日本人の雑談会
一方のドイツ語クラスはと言うと・・
毎回、お店が用意したアルバイトのスイス人留学生ペーターくんが一人いるだけ。
アルプスの少女ハイジの幼馴染もペーターでしたけど、スイス人の男性でペーターってやっぱ多いそうです。
通っている間に二度、ペーターくんに連れられたドイツ人が登場されましたが、その日限り。
ドイツ人のバイトがみつからないです。
そのペーターくんが遅刻などしていなければ、日本人だけの集まりです。
そんなドイツ語クラスでも、はじめは緊張で口カラカラでしたが、
有難い事に主と呼ばれる常連男性が場を仕切り初参加の私たちを輪の中に入れてくれたので
あっというまに打ち解けることができたのです。
それに、意外にもまったくドイツ語を話せなくて参加している人が多かったので、
私でも自信をもって参加することができました。
取り越し苦労でした
向上心による心境の変化
しかし、楽しかったのは初めのうちだけ。
何度か通い場に馴染み緊張が解けると、
興味のない話題を日本語で話し続ける常連男性が徐々に鬱陶しくなります。
ほんとわがままですいませんが、実際にそうなのです。
だってドイツ語が話したいのに!
日本語しか話さないんだもん!!
いったい何しに来てんだろうって感じです。
しかもそれがその男性だけじゃないんです。他の参加者もドイツ語話そうとしないんですよ💧
私も気づくのが遅いんですけど、
英会話カフェ、この場合ドイツ語カフェに来る人って、
ドイツ語の勉強がしたい人だけじゃないんですよね。
ドイツに関する興味のあることや自慢話なんかを話したいだけの人がいっぱいいるんですよ。
そしてフリートークなので日本語禁止のルールはありません。
スイス人から一番離れた場所に陣取り、無料のお茶と持参した菓子で閉店まで粘るのです。
私は何とかその輪から逃れてペーターくんとお話ししようと試みるのですが、
彼のことはドイツ語が得意で年も近い男子大学生が終始独占。
割って入るスキがなかなかありません。
日本語で日本人同士で雑談するためにお金払ってるようなものです、、
そんな状況から抜け出そうとしていたある日、肝心のペーターくんが帰国することになります。
しかも後任が決まっていないという話を聞き、
私はその日を最後に英会話カフェへ行くのを止めたのでした。
要点まとめ
●英会話カフェに行ってもドイツ人と知り合う機会は少ない。
●フリートークを楽しむ趣旨であるがゆえ自力がないと会話できない。
●ドイツ語クラスだからといってドイツ語の会話がマナーではない。
●初心者クラスに英会話カフェはハードルが高い。
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