益虫カナブンと害虫コガネムシ
セミリタイア生活を始めて以降 週に1~2回の頻度で畑仕事をしています
と言っても 私は畑に座り込み 草むしって 石ころ取っているだけで
野菜を育てているのは 私の母親と私のパートナー
Uターンして早々
私のパートナーが私の母親の趣味の畑仕事を手伝ううち
手伝い通り越してすっかり自身の趣味としてしまい
二人団結して様々な野菜を育てまくって
野菜だけは自給自足に近い状態となっています
畑仕事って黙々としているようですが
広い畑で多種の野菜を育てる場合 複数の事を同時に先々まで考える必要があって
すぐに一点集中してしまう私には向いていないことがほどなく判明
その結果与えられた仕事が 草むしりと石取りだったのですが
この二つの作業 私の性格にとても合っているので喜んでやっています

生産性の高さで言ってもセミリタ後の趣味として理想的💘
で 本題
土を掘り起こしていると出てくるのは石コロとミミズ と イモムシ
このダンゴムシのように丸まって出てくる地中の白いイモムシを
ものすっごい小さい頃はカブトムシの幼虫だと思っていましたが
こんな田園地帯の畑の中にカブトムシがいるわけないと理解したあとは
見つけると田んぼか用水路に投げ捨てておりました
そして現在
再び対面したこのイモムシが何なのか気になって調べたら
(益虫カナブン)or(害虫コガネムシ)という二択となったのです

ショック⚡️
ミミズ同様に畑を肥やす益虫であるカナブンを
野菜を食い荒らす害虫コガネムシと一緒くたにして駆除していたとは
これまで殺めてしまった益ブンさんスイマセン!!
今後はコ害ムシのみ溺死させますゴメンナサイ!!
と 反省したはいいのですが・・ この2匹の違いがイマイチよくわかりません
違いを解説する複数のサイトをハシゴしたのですが
はっきり気持ちよく違いを理解することができませんでした
そんな中 昨日畑の土を掘り起こしていたら
この2匹が同じタイミングで出てきたので並べてよくよく観察し
(よしこれだ!)と 自分の中で明確な見分け方を見つけたので紹介します
もう迷わない!違いを簡単に見分ける方法
多くのサイトでは その動きの違いが紹介されていましたが
忙しい畑仕事の最中に一匹一匹歩くまで眺めているヒマなんてありません
できるだけ瞬時に見分ける方法として以下を推奨します
住
まずは(出てきた場所)で判断
体
次は(見た目)で判断
〇益虫カナブンの場合
・太い体の先っちょにポチっとついた小さな頭
・空を彷徨う細くて短い足
×害虫コガネムシ
・体の幅と同じくらいある大きなオレンジ色の頭
・頭と同じオレンジ色した長い3本の前足
・ケツの先の方がかなり黒っぽい
益虫カナブンの頭は体に埋もれるほど小さく 丸まっているとまったく見えません
それに比べ害虫コガネムシはオレンジの頭と顎がはっきり見えます
また カナブンの脚は細く短く毛のようですが コガネムシはなかなか立派な前脚を持っています
急いでいる時は上記ポイントで判断し
益ブンは畑に返し コ害ムシは水の中へでも放り投げてしまいましょう
動
時間に余裕があれば一旦土の上に置いてみてください
この2匹はその動きに明確な違いがあります
〇益虫カナブンの場合
置かれた場所で仰向けになったままジタバタし
イナバウアーのように仰け反った体制のまま 頭から腐葉土の中へ潜っていきます
×害虫コガネムシの場合
すぐに体を起こして地に足をつき 歩いてその場から逃げ出します
カナブンは頑なに丸まって 手のひらではずっと団子のままです
元居た場所に返しても早々に動くことはほとんどありませんが
コガネムシが動き出すのは早く 指で掴んでるのに逃げ出そうとジタバタするヤツもいます
私は手の中でウンコされました
これらの特徴を知っておけば 2匹を間違える回数は激減するはずです
今後 益ブンにはミミズと一緒になって美味しい野菜作りに一役買っていただきましょう
以上参考になさってください